元本割れの心配なし　個人向け国債を知ろう

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手持ちのお金を増やしたいけど手元のお金が減ってしまったときの衝撃が大きすぎる。安心して投資したいという方におススメなのがこの「個人向け国債」。今回はこの「個人向け国債」について簡単にご紹介いたします。

まずは国債とは

国債とは、国が発行し、利子および元本の支払い（償還）を行う債券です。利子は半年に１回支払われ、元本は満期時に返されます。「個人向け国債」は普通預金よりも金利が高く元本保証あり。１年経過すればいつでも途中解約することができます。

国債のメリット

• 元本割れなし

　　満期時の元本も、半年ごとに貰える利子の支払いも国が責任を持って行ってくれます。

• １万円から購入可能

　　証券会社や銀行などの金融機関に口座を開いて申し込むだけで購入できます。

• 国が発行（元本割れなし）

　　国が毎月発行してるので初心者の方でも安心。

• 途中解約可能（１万円からOK）

　　予定外の出来事でお金が必要になったときも個人向け国債なら中途換金可能です。
　　発行後１年経過したら額面１万円単位でも中途換金が可能です。

• 0.05％（年率）の最低金利保障

　　どのコースも実勢金利が下落した場合においても年率0.05％の最低金利が保証されています。

• 年１２回発行

　　毎月発行されているのでいつでも購入可能

　　　

国債購入の流れ

銀行や証券会社で国債専用の口座を開設する

国債は銀行や証券会社などほとんどの金融機関で購入することができます。初回は本人確認が必要な国債専用の口座を開設する必要があります。

手続きが面倒・分かりにくい人は窓口で説明を受けながら開設するのもアリですが、私はネット証券をおススメします。ネット証券だと自宅で簡単に口座開設ができる＋国債の購入額に応じてキャッシュバックキャンペーン等を行っていることが多いのでよりお得に国債を購入することが可能です。

毎月１回　「募集期間」中に国債を購入する

個人向け国債のホームページで発行スケジュールをチェック。募集期間は１か月のうち３週間以上あるので期間を逃しても翌月に申し込めば大丈夫。自分の都合のよいタイミングで申し込みしてください。

満期になるとお金を受け取れる

満期時には元金が戻ってきます。利払いは半年に１回。「変動１０年」は世の中の金利が上がれば受け取り利子が増え、金利が下がっても最低金利保障（0.05％）があります。銀行に預けていても0.001％ほど。銀行に預けるよりも多くの利息を受け取ることが可能です。

国債の種類

個人向け国債は３種類に分けられます。半年ごとに利率が変わる変動金利型の「変動１０年」と、発行時の利率が満期まで変わらない固定金利型の「固定５年」「固定３年」があります。

個人向け国債を買うならどれ？

個人向け国債なら変動１０年がおススメ

満期を迎える前でも発行から１年を経過するといつでも中途換金することができます。中途換金する場合、直近で受け取った２回分の利息が差し引かれますが、１年経過した場合、利息を２回以上受け取るため元本割れになりません。

固定３年と固定５年は発行されたタイミングで金利を固定するため、低い利率の時に購入すると不利となってしまいます。

変動１０年は半年ごとに適用利率が見直されるため、市場金利が上がればそれに伴い上昇します。市場金利が下がったときには適用利率も下がりますが、下限が設定されており最低でも0.05％の利息を受け取れます。このことを踏まえると好きな時（１年以上保有）に解約できる変動１０年の国債を選んでおくことをおススメします。

変動１０年を買った時のシュミレーション

令和５年４月１７日に発行された変動１０年を１０0万円分買った時

受取利子合計：1,631円（適用金利が確定している利子支払い期まで）

利子支払期	基準金利	適用金利	受取利子（円）
R5.10.15	0.50％	0.33％	1,631

１００万円預けていたら半年後（令和５年１０月15日）に1,631円受け取れます。金利が変動していくので半年ごとに受取利子は異なりますが、大体このくらいの金額が受け取れると考えたら国債に申し込みしてもよいと思えてきませんか？

最後に

銀行にお金を預けていても利息は年0.00１%～0.02％程度。ネット銀行は比較的金利が高いですが国債ほど高くありません。手持ちのお金を少しでも増やしたい方は国債を視野に入れてみてください。悩んだらすぐ行動しましょう！

いかがでしたか？
以上、元本割れの心配なし　個人向け国債を知ろうでした。