貯金は給料日に決まった額を貯める方が効率的。月末に残ったお金を貯金しているじゃなかなか貯まりません。今回は、給料日にやるべきこと”先取り貯金”そしてそのお金をどのように”貯めていくのか”についてご紹介します。
先取り貯金とは、毎月の収入から一定額を先に貯金へ回す貯金方法のことです。
まずは給与明細を確認
- 基本給はいくら
- 残業代
- 手当
- 控除されているお金(源泉徴収税、住民税、社会保険料など)
自分の1か月の頑張りを確認して1か月頑張った自分を褒めてあげましょう。そして自分の給料がどのくらい手取りがあり、どのくらい税金がかかっているかなど確認しましょう。
お金に無頓着な人って”銀行口座に振り込まれているのしか確認しない”なんてこともありますよね。(過去の私がそうでした)そんな人はまずは自分のお給料の把握から始めましょう。
先取り貯金の目安は手取り額の1~3割を目安に
先取り貯金で貯蓄に回す金額は、収入額の1~3割程度がおススメです。
たとえば、毎月の手取りが20万円の人であれば2万~6万円を先取り貯金するのがよいでしょう。ただ、貯金を優先しすぎて今の生活がカツカツになってしまうと元も子もありません。手取り20万円の人は2万から始めてみてはいかがでしょうか。
貯金の目安、1割~3割はあくまで目安なので、自分が今後、どれたけ貯金する必要があるのかを計算して先取り貯金をするようにしてくださいね。
自分の経費の見積もり
毎月の生活費や固定費がどのくらいかかっているのかを把握しておきましょう。そして削れるとこは削っていき、貯蓄に回せる金額をUPさせることが大切。
基本的に残業代は貯金へ
毎月残業代を生活費に充てていませんか?残業代は毎月変動するもの(固定残業代という概念もありますがここでは省きます)。それに左右されてしまっては潤う月もあるかもしれませんが、足りない月は貯金を切り崩すことに。残業代は貯蓄に回し、基本給だけで生活できるような予算配分をしてきましょう。
先取り貯金って何をする
貯金を自動化できる仕組みを利用する
自分で銀行ATMやインターネットで送金手続きをするのは意外と面倒。途中で挫折してしまう可能性大です。そうならないためにも自動的に貯金できる仕組みを利用することをおススメします。
ただし、銀行口座に預金しておくだけだと近年の物価上昇に対応しきれない場合があるので、「つみたてNISA」や「iDeCo」等を使って賢く貯金をしていきましょう。
私は会社に「財形貯蓄制度」があり毎月数万円給与から天引してこつこつとお金を貯めていました。銀行預金より金利も高いしこのままで良いか!と今までの預金額を確認すると10年以上貯めてついてる利息は1000円以下。このお金で来年の新NISAの投資枠ギリギリまで投資します。それまではあおぞら銀行BANK口座に移動(銀行の中でも割かと金利が良い 円普通預金 年0.2%)
貯金をする目的や使用用途を明確にする
先取り貯金を成功させるには「何を目的として貯金をするのか」を明確にしておかなければなりません。ただ、漠然と貯金をしようと思っても長続きしませんが、5年後に住宅を購入する頭金を用意するといった目標があれば毎月の必要な貯蓄額が計算できます。
先取り貯金のおススメ方法
つみたてNISA
つみたてNISAは、毎月一定金額を自動的に積み立てることができる制度です。
1年間で最大40万円(月3.3)万円を投資でき最長20年まで非課税で運用することができます。来年から新NISAが始まるので今のうちに良く調べておくのが吉。
iDeCo(個人型確定拠出年金)
iDeCoは60歳以降の老後地金の貯蓄を目的として積み立て制度です。
月5,000円から始められ、掛け金が全額控除になるiDeCo。年末調整で控除手続きができるのでお手軽です。働き先(会社員な公務員等)によって毎月掛ける金額が異なるので自分の会社に確認してみてください。
ただし、積み立てた掛け金や運用益は60歳になるまで引き出すことができないので注意が必要です。
私はつみたてNISAとiDeCoを併用して先取り貯金をしています。
国債
国債は、元本割れがなく、最低金利(0.05%)が保証されている債券です。1万円から購入できるので気軽に始めることができます。国債は中途解約が可能な商品なので現金が必要な時は換金も可能です。
つみたてNISAやiDeCoほど運用益は期待できないけれど手堅い投資として人気がある商品です。
自動積立定額預金
先取り貯金で積み立てをするには上記のつみたてNISAやiDeCoがおススメですが、投資に抵抗がある方にはこの自動積立定額預金から始めてみてはいかがでしょうか。
自動積立定額預金は、通常預金から自動的・定期的に積み立てすることができる定額預金です。強制的に預金されるのでほったらかすだけでお金を貯めることができるので投資の知識がない方は比較的始めやすいです。お手持ちの銀行口座のHPを確認してみて。
いかがでしたか?先取り貯金をすることで今まで以上に貯金ができるはず。給料は増えないがモノの値段は上がるばかり。賢くお金を貯めて物価高に対応していきましょう。
以上、先取り貯金 給料日ルーティーンでした。
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